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ヴォルフガング エダーがインフィニオンの監査役会 会長に就任

2019.8.19  10:33 am

ラインハルト プロスは2022年末までCEOの任期を延長

2019年8月6日、ミュンヘン(ドイツ)
インフィニオンの監査役会はヴォルフガング エダー(Dr. Wolfgang Eder、67歳)を新たな会長に選出しました。エダーは2018年2月に監査役会 会長に就任し今年度の年次株主総会にて今年夏に退任することを発表していたエッカルト ズーナー(Eckart Sünner、75歳)の後任となります。監査役会はまた、インフィニオンの現CEOであり現在の任期が2020年9月30日となっているラインハルト プロス(Dr. Reinhard Ploss、63歳)について、2022年末までCEOの任期を延長することも決議しました。

インフィニオン監査役会 会長に就任したヴォルフガング エダーは、次のように述べています。
「インフィニオンは極めてダイナミックな成長を遂げており、半導体テクノロジーの重要な将来的に成長が見込める分野において、リーダーとしての地位を組織的に拡大しています。今後このように大きな可能性が存在する中で、監査役会 会長を引き継いだことを非常にうれしく思います。また同時に監査役会を代表して、今後さらに3年間CEOとして会社を率いるラインハルト プロスに謝意を表します。プロスはCEOとして、過去7年間にわたりインフィニオンを成功に導くための道筋を主導的に描いてきました。プロスは米国のCypress Semiconductor買収計画や多様な新技術の開発といった、将来に向けたインフィニオンの重要な戦略を決断してきとり、今後もその戦略的ビジョン、経験、および熟達したリーダーシップにより、どの遂行に重要な役割を果たすことを期待しています。また監査役会 会長として私の前任を担い、さまざまなことがあった時期を、着実にまた極めて優れた手腕により率いてきたズーナーにも同じく謝意を表したいと思います。」

インフィニオンのCEOであるラインハルト プロスは、次のように述べています。
「監査役会から私に寄せられた信頼は、私にとって大きな名誉とするところです。生産能力と研究開発への投資、およびCypress社買収計画を通じた戦略的拡大に基づき、インフィニオンは特に既存および新たなアプリケーション分野でのマイクロエレクトロニクスに対する需要拡大による収益性を確かなものとしています。インフィニオンはパワーテクノロジーでの強みを活かし、一貫したシステムソリューションの提供に向けた製品強化を継続しています。経験豊かな経営チームと共に、インフィニオンの成功ストーリーを歩み続けていくことを楽しみにしています。」

監査役会の元会長であるエッカート ズーナーは、次のように述べています。
「監査役会の会長職を経験豊かなエダーに譲れることを非常にうれしく思っています。エダーがプロスと共に、彼の起業家精神と技術に対する豊富な知識にもとづいた素早い判断で、インフィニオンの前に広がる大きなチャンスをうまく活かすことができるものと確信しています。インフィニオンはダイナミックかつ優位なポジションにある企業ですが、このたびの人選により、今後さらに数年にわたって卓越した経営体制が確保できたと考えます。」

ズーナーは2007年以来、株主側として監査役会のメンバーを務めてきました。2018年にはヴォルフガング マイヤーフーバー(Wolfgang Mayrhuber)の後任として、監査役会会長の職に就いています。ズーナーは2020年の年次株主総会まで、引き続き監査役会のメンバーおよびInvestment, Finance and Audit Committeeの議長としてインフィニオンに留まります。エダーは2018年に株主代表として監査役会メンバーに選任され、また2019年7月までオーストリアのフェストアルピーネ(voestalpine AG)のCEOを務めました。プロスは1986年にインフィニオンに加わり、2007年からは取締役会メンバーを、2012年からはCEOを務めています。

  
■インフィニオン テクノロジーズ ジャパン株式会社
 http://www.infineon.com/jp