SOLUTION
マウザー、TI社のIoTアプリケーション向けCC3235x SimpleLinkデュアルバンド・ワイヤレスSoCの取り扱いを開始
2019.4.15 3:40 pm
IoT、ビルオートメーション、セキュリティ、ヘルスケアなど幅広い用途に最適
最新の半導体及び電子部品の幅広い品揃えと、新製品をいち早く市場に投入することに注力する、ネット販売商社のマウザー・エレクトロニクスMouser Electronics(マウザー・エレクトロニクス、本社: 米国テキサス州マンスフィールド、以下: マウザー)は、テキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments、以下: TI)社のCC3235x SimpleLink デュアルバンド・ワイヤレス・システムオンチップ(SoC)の取り扱いを開始しました。CC3235x SoCは、高性能なアプリケーションプロセッサ、ネットワークプロセッサ、暗号化エンジン、および豊富なペリフェラル・セットをシングルチップに統合しており、IoT(モノのインターネット)、ビルオートメーション、セキュリティ、ヘルスケアなど幅広い用途に最適です。
マウザーより購入可能な、TI社のCC3235x SimpleLinkシリーズSoCは、あらゆるWi-Fiおよびインターネット論理レイヤを実行する、ネットワークプロセッサを提供します。ROMベースのサブシステムは、ホストマイクロコントローラを完全にオフロードし、802.11a/b/g/nデュアルバンド2.4GHzおよび5GHz無線、ベースバンド、MACが搭載されており、パワフルなハードウェア暗号化エンジンを備えています。CC3235xは、IoTアプリケーションの接続性を簡素化する新機能を搭載しています。機能には、 802.11a(5GHz)サポート、Bluetooth® Low Energyと2.4GHz無線の共存、アンテナ選択、FIPS 140-2 Level 1認証によるセキュリティ強化、最大16個の同時セキュアソケット、証明書署名要求(CSR)などが含まれています。
CC3235xデバイスには、CC3235SおよびCC3235SFの2種類のバージョンがあります。CC3235Sは、256KBのRAM、IoTネットワーク・セキュリティ、およびデバイス・アンデンティティ/キーを搭載したArm Cortex-M4マイコンを 採用しています。CC3235SFは、CC3235Sをベースとしており、256 KBのRAMのほかにユーザー専用の1MBの実行可能フラッシュが追加されています。両バージョンとも、ファイルシステム暗号化、ユーザーIP(MCUイメージ)暗号化、セキュアブート、デバッグセキュリティといったMCUレベルのセキュリティ機能を搭載しています。
CC3235x SoCは、TI LAUNCHXL-CC3235x LaunchPad 開発キットでサポートされています。キットはCC3235SまたはCC3235SFを使用しており、オンボード・エミュレーション機能と各種センサを搭載していることため、すぐに利用でき、迅速な開発が可能です。ボードの40ピンのLaunchPad ピン配列により、BoosterPack™エコシステムのアドオンボードを組み込むことが可能です。
詳細については、www.mouser.com/ti-cc3235s-cc3235sf-mcu-solutionをご覧ください。
■マウザー・エレクトロニクス
www.mouser.com/