マウザー、セキュアなエッジ・アプリケーション向けのNXP社製Arm Cortex-M33ベースLPC55S6x MCUの取り扱いを開始

産業、ビルディングオートメーション、IoTエッジ・コンピューティング、診断装置、コンシューマアプリケーションなどに最適

最新の半導体及び電子部品の幅広い品揃えと、新製品をいち早く市場に投入することに注力する、ネット販売商社のマウザー・エレクトロニクス（Mouser Electronics、本社: 米国テキサス州マンスフィールド、以下: マウザー）は、NXPセミコンダクターズ（NXP Semiconductors、以下: NXP）社の LPC5500 MCUシリーズ初の製品となるLPC55S6xマイクロコントローラ（MCU）ファミリの取り扱いを開始しました。高度なセキュリティ、処理効率、および機能性を実現するLPC55S6xは、デュアルArm Cortex-M33コアとArm TrustZone 技術を採用しており、産業、ビルディングオートメーション、IoTエッジ・コンピューティング、診断装置、コンシューマアプリケーションなどに最適です。

マウザーより購入可能な、NXP LPC55S6x MCUは、Armv8-Mアーキテクチャと低消費電力40nm組み込みフラッシュプロセスをベースにしています。デバイスはSRAM PUFベースのRoot of Trust（信頼の基点）とプロビジョニング、およびArm TrustZone-Mによるアセット保護などの高度なセキュリティ機能を内蔵しています。また、暗号化されたイメージからのリアルタイムの実行を提供します。

NXP LPC55S6x MCUは、電源管理ユニットを内蔵しており、電力消費を低減し、96MHzのコア・クロック周波数時に最大32µA/MHzの効率を実現します。独自のDSPハードウェア・アクセラレータによって、Armv8-Mアーキテクチャのコプロセッサによる拡張を実現し、フル・エコシステムとツールチェーンの互換性を維持しながら、CPUの処理能力を向上します。またLPC55S6xは、ユーザー定義タスクのオフロードと実行のための自動プログラマブル・ロジック・ユニット（PLU）により、拡張リアルタイム並列処理機能を提供します。

マウザーでは、高性能なオンボードのデバッグ・プローブ、オーディオ・サブシステム、および加速度センサを搭載した、デュアルコアLPC5569 MCU評価用LPCXpresso55S69開発ボードも販売しています。ボードは、MCUXpressoツールセットで完全にサポートされています。ツールセットは、デバイスドライバ、ミドルウェア、サンプルのほか、構成ツールとオプションのフリー統合開発環境（IDE）を提供し、迅速な開発を可能にします。

LPC5500シリーズ製品LPC55S6x MCUの詳細については、www.mouser.com/nxp-lpc5500をご覧ください。

　　
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