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テレダイン・レクロイ、業界初 PCI Express 5.0対応のプロトコルアナライザSummit T54を発表

2019.6.26  11:54 am

テレダインジャパン

PCIe4.0の2倍(32GT/s)のデータ転送速度に対応する唯一のアナライザ

プロトコルアナライザの世界的リーダーであるテレダイン・レクロイ (日本ではテレダイン・ジャパン株式会社、社長: 原 直 (はら ただし)) は、業界初となる次世代PCI Express (PCIe) 5.0対応のアナライザを発表しました。PCIe 5.0はデータ転送速度において、既存のPCIe 4.0に対して2倍(32GT/s)を誇りますが、現在32GT/sに対応できる唯一のアナライザとなります。PCIe 5.0はPCI-SIGから去る5月に発行された新しい規格です。

テレダイン・レクロイ プロトコル・ソリューション・グループ マーケティング担当上級副社長 のJoe Mendoliaは、「テレダイン・レクロイは草創期よりPCIe 5.0規格開発の先頭に立ち、重要な役割を果たして参りました。その結果、業界で最初にプロトコル解析装置を提供することが可能となりました。」
「ハイパフォーマンスコンピュータ、クラウドコンピューティングやAI(人工知能)などの最新テクノロジーが、高機能ストレージやネットワーク基盤をサポート出来る次世代バスを必要としています。PCIe 5.0はこれまでの転送スピードを倍増しこれらの需要に応えます。私共のSummitアナライザは、これから数年の間PCIe 5.0製品開発の最前線で活躍するでしょう。」と、テレダイン テスト アンド メジャメント グループのゼネラルマネージャー であるKevin Prussoは述べています。

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インテル テクノロジーイニシアティブ 部長のJim Pappars氏は「業界は次世代I/Oの基礎技術として、PCIe Gen5に注目を続けています。テレダイン・レクロイは開発当事者としてPCIe Gen5エコシステムの発展に寄与し、プロトコル アナライザ及びエキササイザの供給により、スピード感をもった円滑な技術移行に貢献しています。」

「シノプシスとテレダイン・レクロイはPCI Expressの分野において、長きにわたって協力関係にあり、つい先ごろわが社の技術を使ったDesignWare IPのPCIe 5.0による接続をこのSummit T54で検証し終えたところです。このタッグを使えばPCIe 5.0の開発を徹底的に自信を持って進めることが出来ます。」と、シノプシス上級プロダクトマーケティングマネージャーのScott Knowlton氏は述べています。

PSI-SIG会長Al Yanes氏は、「SIGメンバーのツールがプロトコルの厳格さを保ち、PCI Expressが標準として成功し続ける鍵となっています。テレダイン・レクロイは私共の無二のメンバーで、そのツールはPCI Express技術を使った製品展開に大きく貢献しています。」

PCIe 5.0サポートSummitアナライザについて
Summit PCIeプロトコルアナライザはPCIe 4.0/ 5.0に対応しています。
Summit M5xは昨年のPCI-SIG Developers Conferenceで華々しくデビューし、NVMeジャマー機能を筆頭に、特にストレージ開発者にとって重要なツールになっています。これまでPCIe 4.0で活躍してきましたが、PCIe 5.0アップグレード対応が可能になりました。

Summit T54は、32GT/s最大4レーンまでのPCIe 5.0に対応可能でメモリサイズは最大64GB 、2台を連接する使用方法では最大8の記録がトータル128GBまで可能になります。制御用PCとはUSBでの接続、あるいは1000BaseTイーサネットにより遠隔操作できます。テレダイン・レクロイ製であれば、他のプロトコルアナライザ或いはオシロスコープと同期した動作させることも可能です。

オーダー・インフォメーション
・Summit T54
 PCI Express 4.0/5.0 対応プロトコルアナライザ

製品ページ
https://teledynelecroy.com/protocolanalyzer/pci-express/summit-t54-analyzer

■テレダイン・ジャパン株式会社
 https://teledynelecroy.com/japan/