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CEVAがルネサスの次世代車載用SoCに高性能DSPコアを提供

2020.11.12  3:43 pm

(2020年11月11日、米国カリフォルニア州マウンテンビュー)
CEVA,Inc.は本日、ルネサスエレクトロニクスの次世代車載用SoC(システム・オン・チップ)向けに高性能な新型DSPコアをライセンスしたと発表しました。
  
CEVAのCEO、ギデオン・ワーザイザー(Gideon Wertheizer)は、次のように話しています。
「このたび、世界をリードする車載半導体メーカーであるルネサスの次世代車載用SoCに当社の最先端DSPコアが採用されることになり、大変光栄に思います。自動車メーカー各社は、運転の安全性強化や自動化を推進するため、車載するカメラやレーダー、各種センサーの採用をこれまで以上に強化しています。こうした複雑なシステムを実装するうえで、当社の最先端DSPは、独自のソフトウェア・フレームワークや安全性強化への徹底したサポートとともに、中心的な役割を果たします」。
  
ルネサスの車載デジタルマーケティング統括部の統括部長、吉田直樹氏は、次のように述べています。
「アクティブ・セーフティや自動運転において、車に搭載されたセンサーのデータ処理やセグメンテーション処理を担うDSPはキーとなるIPの一つです。CEVAの自動車向けDSPコアを採用することで、よりお客様のニーズに応えた車載用SoCを提供できるようになることをうれしく思います」。
  
CEVAが自動車市場向けに提供しているDSPベースのソリューションは、自動運転やEVの普及に伴って特に高度な要件が求められるセンサー処理やAI処理を対象にしています。CEVAの「NeuPro-S」と「SensPro」の両製品は、さまざまな車載半導体やOEM各社にライセンス提供されており、ADASシステム(画像処理、ドライバー・モニタリング・システム、インテリジェント・カメラ、レーダー、V2X通信)、バッテリー管理、パワートレイン・プラットフォームなど、多彩なシステムの心臓部に利用されています。これらに加え車載インフォテインメントや車内センシングの分野では、CEVAは人々の乗り心地や安全性の向上をめざし、音声、音楽、映像からセンサフュージョンまでを広くカバーするハードウェアやソフトウェアの各種ソリューションを提供しています。
詳細については、www.ceva-dsp.com/automotive をご覧ください。