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amsが世界最小のデジタルカメラモジュールを発表

2020.12.15  5:16 pm

amsが世界最小のデジタルカメラモジュールを発表

小型かつ軽量でコンパクトなデジタルイメージセンサにより、VRヘッドセットなどのウェアラブルデバイスでカメラを不可視化

ams(日本法人amsジャパン株式会社、東京都港区)は本日、仮想現実(VR)ヘッドセットなどのモバイルおよびウェアラブルなコンシューマーデバイスに適したデジタルビデオ出力を提供する、業界最小かつ最軽量の100kピクセルイメージセンサのプレリリースを発表しました。あらゆる種類のビジュアルセンシングに対応し、GDPRに準拠しています。各種インターフェースへ柔軟に接続できるほか、コンシューマー電化製品での使い捨てアプリケーションに使用できるほど低価格に抑えられています。
  
新型のNanEyeCイメージセンサは、レンズ付きチップスケールモジュールとして提供され、フットプリントは1平方mm、重量は約1gです。広い視野角と優れたフォーカス深度を組み合わせ、エンドユーザーからカメラが実質見えてはならない、または非常に小さなスペースに設置しなければならない、新たなビデオアプリケーションに求められる速度と画質を提供します。NanEyeCイメージセンサの用途には以下が含まれます。

  • VRまたは拡張現実(AR)ヘッドセットやフレームにおける視線追跡
  • スマート照明やスマート空調といったビルディングオートメーションシステムにおける人の検出とカウント
  • 自動掃除機や最小型ドローンなどのロボット機器における物体の検出と回避
  • 没入体験を得られる玩具や鉄道模型
  • カプセル型内視鏡や歯科画像ツール

  
amsのマイクロカメラモジュール製品部門でマーケティングマネージャーを務めるディナ・アギアル(Dina Aguiar)は、次のように述べています。
「NanEyeの非常に小さな寸法と高画質により、この製品ファミリーは医療用内視鏡メーカーの間で非常に高い支持を得ています。このたびのNanEyeCコンシューマー版は、ウェアラブルやモバイルデバイスでのスペースが限られるPCBへの実装に適したコンパクトなSGAパッケージにおいて、これまでと同じ品質とパフォーマンスを提供します」
  
NanEyeCカメラは、1mm×1mmサイズのレンズ付き表面実装モジュールとして提供される、フル機能搭載のイメージセンサです。最大320px×320pxの解像度でデジタル画像データを提供し、シングルエンドインターフェースモード(SEIM)では、最大58フレーム/秒の速度に達します。
デジタルLVDSまたはSEIMインターフェースにより、センサはどんなホストマイクロコントローラーやアプリケーションプロセッサーへも簡単に接続できます。消費電力を削減するためのアイドルモードも備えています。

amsが世界最小のデジタルカメラモジュールを発表

NanEyeC画像センサはサンプル注文いただけます。また、評価キットもご注文いただけます。
詳細な技術情報・サンプルをご希望の場合 https://ams.com/NanEyeC