SOLUTION
ザイトロニックのZyBrid®センサーがイデウムのインタラクティブテーブルの大幅なアップグレードを実現
2021.1.12 3:45 pm
タッチテクノロジーのイノベーターである英ザイトロニック・ディスプレイ(英ニューカッスル)は、特許取得済みのマルチタッチ投影型静電容量技術(MPCT™)が、クリエイティブな公共施設のデザインで世界的にも有名であるイデウムから、次世代のパノデュオ49インチのインタラクティブタッチテーブルに選ばれたことを発表しました。最初の設置場所の1つは、ドイツのレムシャイトにあるレントゲン博物館です。訪問者は、地上と天体の両方のオブジェクトを表示および操作し、電磁スペクトルのさまざまな波長について学ぶことができます。
第一世代のパノデュオ49インチテーブルとイデウムの新しいテーブルの決定的な違いは、赤外線タッチフレームからザイトロニックの全てガラスベースの印刷されたZyBrid®マルチタッチセンサーに移行した事です。センサー技術のこの重要な変更は、多くの利点をもたらします。最も重要なことは、インタラクティブテーブルの端にベゼルがないため、なめらかで簡単に掃除でき、モダンな外観になっていることです。投影型静電容量技術はまた、特イデウムの許取得済みの押し出し形成スタイルの構造を使用可能にし、イデウムの設計プロセスを簡素化することにも役立ちます。これは、頑丈でありながらエレガントな構造の大部分に使用されています。
この壮観なテーブルの長さは2メートル以上あり、複数のユーザーがコンテンツを操作することが可能です。2つの49インチ商用グレードのLG超高精細ディスプレイをつなぎ合わせ、ザイトロニックが知的財産権を有するZXY500™マルチタッチコントローラーとZyBrid®センサーが全体を覆っています。それらはテーブルのベースに収納された高性能パソコンに接続されています。全体として、テーブルのアクティブタッチエリアはほぼ90インチ(対角2.25メートル)で、最大8人が同時に操作できる十分な大きさです。
ZXY500™コントローラーは、ミリ秒のクイックタッチ応答で最大100の独立したタッチポイントを検出できます。ザイトロニックのカスタマイズされたタッチセンサー製造機能とともに、このコントローラーは、イデウムが魅力的な、マルチユーザー体験を提供するための理想的なソリューションでした。スマートフォンと同じようなインタラクティブな機能、品質及びパフォーマンスを備えていますが、はるかに大きくまた非常に耐久性に優れた物になっています。
投影型静電容量センサーとコントローラーは、イデウム独自のTangible Engine 物体認識ソフトウェアもサポートしています。このテクノロジーを使用して、パノデュオ49インチテーブルは、ビジターに対して特別に設計されたオブジェクトをタッチテーブルの表面に配置することが可能になります。一旦配置されると、ユーザーはオブジェクトを移動したりして、その製品または展示に関する追加情報を表示するインタラクティブメニューを開いたりすることができます。
このテーブルタイプの設置に加え、イデウムは将来的にさらに2つの壁掛けパノデュオディスプレイを設置し、新らしく学習ができる展示を作成する予定ですすこの。細長いタッチスクリーンの形状は、タイムラインなどのワイドフォーマットコンテンツを表示するのに最適であり、マルチタッチポイントを使用することにより、複数のビジターがコンテンツを同時に操作する事ができます。
イデウムは、このパノテーブル用に特別に開発されたEM(電磁)スペクトルソフトウェアアプリケーションも提供しました。このアプリケーションは、現在、世界中の美術館、プラネタリウム及び他の非公式教育機関のタッチスクリーンに設置されています。X線の発見者であり、最初のノーベル物理学賞を受賞したヴィルヘルム・レントゲンに因んで名付けられたレントゲン博物館では、訪問者は、ガンマ線、X線、紫外線、可視光、赤外線、電波、および各波長がどのように表現されるかについて詳しく知ることができます。
イデウムのパノデュオ 49インチインタラクティブテーブルを紹介するビデオは、youtu.be/aKqjtCCjJ5Eにアクセスしてください。