インフィニオンから信頼性の高い優れたパフォーマンスでスマートホームとの接続を実現するWi-Fi 6ソリューション

（2021年3月1日、ミュンヘン（ドイツ））
生活のあらゆる分野でデジタル化が加速しています。ホームエンターテイメント、ヘルステック、車載エンターテイメントなど、家庭や外出先で使用される消費者向けコネクテッドデバイスの数は増え続けており、無線接続への需要が高まっています。
　　　
インフィニオン テクノロジーズは、新しいAIROC™ Wi-Fi 6/6EおよびBluetooth® 5.2製品シリーズにより、安全で便利な無線接続を求める消費者からの要求に応え、ホームネットワークの混雑を軽減することに貢献しています。
　　　
インフィニオンのコネクテッド セキュア システムズ事業本部プレジデントのトーマス ロステックは、次のように述べています。
「スマートホームでの民生用コネクテッドデバイスの成長が加速していることを考えると、Wi-Fi 6は、堅牢で信頼性の高いデータ接続と、最高のユーザー体験を可能にする力を備えています。インフィニオンは、機器メーカーがIoTを実現するため、スマートで信頼性の高いソリューションを容易に開発できるように支援します。今では、センサーやマイクロコントローラから電源、セキュアな接続性やソフトウェアに至るまで、必要な全てのコンポーネントを1つのソースから提供しています」
　　　
新たに市場に登場する最新世代のWi-Fi 6は、デバイス密度の高い環境での信頼性とパフォーマンスを向上させるために特別に設計されています。新型コロナウイルス感染症（Covid-19）のパンデミックの影響で、自宅で仕事や勉強をしたり、娯楽を楽しんだりする人が増えています。バーチャルリアリティ機能を備えたオンラインゲーム機器、ワークアウトをライブストリーミングするスポーツ機器、キッチン用コネクテッドデバイスなどが、ホームネットワーク環境をますます混雑させています。
　　　
デバイスのピーク速度に焦点を当てていた前世代のWi-Fiとは異なり、Wi-Fi 6は、ネットワークの混雑を緩和するほか、ピーク速度に加えて、ネットワーク効率、デバイスのバッテリー寿命、待ち時間、範囲を改善するための進歩が含まれています。
Wi-Fi Alliance ®は、2025年までにWi-Fiが、前世代での成功と、Wi-Fi 6/6Eによってもたらされた進歩を土台として、世界経済に5兆ドルをもたらすだろうと予測しています。
　　　
インフィニオンの無線接続コンポーネントAIROC™シリーズ
インフィニオンは、Wi-Fi 6/6EとBluetooth 5.2のコンボ機能を組み合わせた高性能で信頼性の高い、セキュアな製品を提供するAIROC™無線製品ラインアップを拡大しています。
　　　
AIROC™ Wi-Fi 6/6Eコンボソリューションは、2.4GHz、5GHz、および今後が期待される最新の6GHz帯で動作し、堅牢なパフォーマンスを実現するとともに、レイテンシーを最小限に抑えます。これにより、ゲーム機、AR/VR、スマートスピーカー、メディアストリーミングデバイス、車載インフォテインメントなどの、高品質なビデオおよびオーディオストリーミングアプリケーションに最適です。セキュリティシステムや産業オートメーションなどの即時応答が必要なアプリケーションにも、インフィニオンの新製品が役に立ちます。