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ピカリング インターフェースがスイッチ密度2倍の新PXI/PXIe 5Aパワー・リレー・モジュール発表

2021.9.17  4:38 pm

ピカリング インターフェースがスイッチ密度2倍の新PXI/PXIe 5Aパワー・リレー・モジュール発表

高密度「40/42-153」「40/42-158」モデル、パス抵抗と熱オフセットを低減し、1250VAのホット・スイッチングが可能

電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーション・ソリューションのリーディング・サプライヤであるピカリング インターフェース(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は、PXI/PXIeに対応した新しい5Aパワー・リレー・モジュール2ファミリを発表しました。新製品の「40/42-153」と「40/42-158」パワー・リレー・モジュールは高AC/DC負荷のスイッチングや、大型外付けリレー、接触器、ソレノイドの制御に最適です。最大50 SPST(単極単投)リレー(40/42-153)または32 SPDT(単極双投)リレー(40/42-158)の複数の構成が用意されています。新製品はPXI市場で最高密度の5Aスイッチング・モジュールで、チャネル数は最も近い競合製品の2倍です。
    
ピカリングの5Aスイッチング・モジュール製品ラインナップに新たに加わった新しいPXI/PXIeパワー・リレー・モジュール・ファミリは産業グレードの電気機械式(EMR)パワー・リレーを使用しており、さまざまなパワー・テスト要件に対応します。「40/42-153」ファミリは18、25、36、50オフSPSTリレー・ローディングを、「40/42-158」ファミリは8、16、24、32オフSPDTバージョンを提供します。新製品は250VACで最大5Aの誘導性/容量性負荷を、最大出力150W/1250VA(40/42-153)または175W/1250VA(40/42-158)にホット・スイッチング可能です。コールド・スイッチング性能は最大400VDC/250VACです。この新しい高性能パワー・リレー・モジュールは35mΩ未満の低いパス抵抗を提供し、-3dBでの熱オフセットはわずか3μV(代表値)、帯域幅(代表値)は65MHz(40/42-153)と100MHz(40/42-158)です。
    
全製品にハードウェア・インターロックがオプションで用意されており、インターロックの作動時にはすべての完全機能リレーをデフォルトの非通電(オープン)状態に戻します。インターロック・ステータスは制御ソフトウェアによっても監視され、インターロック作動時にリレー動作が試みられるとユーザーに通知します。この機能は、特定のハードウェア状態が生じるまでリレー動作を避けるべき場合に特に有用です。さらに、ハードウェア・インターロックはリレーの電源を切る機能停止としても使用可能です。
    
ピカリング インターフェースのスイッチング・プロダクト・マネージャーのスティーブ・エドワーズは「新しい『40/42-153』『40/42-158』PXI/PXIeパワー・リレー・モジュール・ファミリはスイッチ・ペイロードの最大化と同時に物理的フットプリントの最小化、性能の維持を可能にします」と述べ、さらに「単一スロット・フットプリントとPXIまたはPXIe制御インターフェースは、シャーシ選択におけるフレキシビリティとPXI/PXIe/LXIシャーシ・スロット数の最小化を実現します。これらの新製品は車載、航空宇宙、防衛ATEシステムの多数のアプリケーションのほか、お客様が非コミット・リレーをベースに自身のシステムを構成する汎用スイッチング・アプリケーションに最適です」と語りました。
     
ピカリングの既存5A製品のフロント・パネル・コネクタ・インターフェースとピンアウトを複製した一部実装オプションが提供されることから、既存5A製品のユーザーはPXIe制御インターフェースに容易に移行できます。Windowsオペレーション向けにVISA、IVI、カーネル・ドライバが提供されます。
     
新PXI/PXIeパワー・リレー・モジュールは3年保証で提供されます。各モジュールにスペアのリレーが用意されていることから、お客様は実践的なPCBリワーク・トレーニングにより現場での迅速な修理が可能になり、システムのダウンタイムを最小限に抑えられます。
     
ピカリング インターフェース
https://www.pickeringtest.com/ja-jp/