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Microchipが低消費電力PolarFire® RISC-V® SoC FPGAを使ったEmbedded Visionエッジ アプリケーション向け開発ツールを新たに発表

2021.11.24  4:43 pm

Microchipが低消費電力PolarFire RISC-V SoC FPGAを使ったEmbedded Visionエッジ アプリケーション向け開発ツールを新たに発表

Microchip Technology Inc.(日本法人: 東京都港区浜松町)は本日、同社のPolarFire RISC-V SoC(システム オンチップ) FPGA(フィールド プログラマブル ゲートアレイ)を使った設計向けに、同社のSmart Embedded Visionイニシアティブにおける2番目の開発ツールを発表しました。低消費電力PolarFire SoC FPGAは、デュアル4Kビデオ処理と、RTOS(リアルタイム オペレーティング システム)とLinux®等の高機能オペレーティング システムを同時実行するクワッドコアRISC-Vアプリケーション クラス プロセッサを搭載するミッドレンジ デバイスです。
    
Microchip社のSmart Embedded Vision開発プラットフォームは発表済みの、FPGAの専門知識がなくてもPolarFireデバイスを使って学習済みニューラル ネットワークをプログラムできるVectorBloxTMソフトウェア開発キット(SDK)およびIPに追加されるものです。この新しいプラットフォームは、IIoTおよびファクトリ オートメーション アプリケーションにおける高温環境エッジ コンピューティング ソリューションの開発を簡単にします。本プラットフォームのIP、ハードウェア、ツールには以下が含まれます。

  • Embedded Vision - デュアル4K MIPI CSI-2カメラ、FPGAメザニンカード(FMC)で拡張したHDMI® 2.0、CoaXPress®2.0、SDI (6/12 Gbps)、オート ネゴシエーション付きUSXGMII (Universal Serial 10 GE Media Independent Interface) MAC IP、USB 3.1 Gen 1/2プロトコルをサポート
  • IIoTとファクトリ オートメーション - Wi-Fi®、Bluetooth®、USB 2.0、SDカード、eMMC (Embedded MultiMedia Card)、4レーン向けに設定された完全統合型PCIe ®Peripheral Component Interconnect Express)エンドポイントおよびルートポート機能、セキュアなクラウド接続のためのMicrochip社Trust&GOプラットフォームと組み合わせて使えるmikroBUSTMコネクタをサポート

本プラットフォームはAdacore社、Green Hills Software社、Mentor Graphics社、Wind River社の開発ツールを含むMicrochip社のMi-V RISC-Vエコシステムをサポートします。
    
VxWorks®、Nucleus®等の市販RTOSソリューションと、Zephyr®、FreeRTOSTM等の無償RTOSソリューションが使用可能です。ミドルウェア ソリューションはDornerWorks社、Hex Five社、Veridify Security社から提供されています。
     
Microchip社のPolarFire SoC FPGAは、スマートなネットワーク接続システムに適した熱効率と防衛グレードのセキュリティを競合製品の半分の消費電力で実現しています。PolarFire SoCとSmart Embedded Visionプラットフォームを使うと、リッチOSを使ったエッジ コンピューティング、ハードリアルタイム、さらにリッチOSにリアルタイムをミックスさせたものから選択でき、大容量2 MBメモリがそれらをサポートします。1つのプラットフォームでこれら3種類のアプリケーションに対応できます。
      
Microchip Technology社
http://www.microchip.com