SOLUTION
テレダイン・レクロイが業界初プロトコル・アナライザ用PCIExpress 5.0対応 EDSFFインターポーザ発売
2021.12.14 1:11 pm
PCIe Gen.5(32GT/s) E1.S、E1.L、E3.x EDSFF SSDおよびCXLメモリシステムのプロトコルの監視および分析
プロトコルテストソリューションの世界的リーダーであるテレダイン・レクロイ(所在地: 東京都府中市)は、エンタープライズおよびデータセンター用途のスモール・フォームファクター(EDSFF) E1.S、E1.L、およびE3.x型ソリッドステート・ドライブ(SSD)とデバイスに対応するプロービング・カード(インターポーザ)を発表しました。
これらのEDSFFインターポーザは、PCI Express 5.0に対応するプロトコル・アナライザのSummit(サミット)ファミリーと組み合わせて動作し、最大32 GT/sのデータレートでPCIe5.0、NVMExpressR (NVMe)、およびCompute Express Link (CXL)プロトコルを利用する製品をテストします。リンク幅は最大16レーン(x16)です。 PCIe 5.0 EDSFFインターポーザには、既にリリース済のTeledyne LeCroy CrossSync PHYテクノロジーが含まれており、ユーザーは、物理層とプロトコル層双方の観測を通じて、SSDやデバイスの電力管理とリンクトレーニングのデバッグができます。リンク動作について、この種の洞察を提供するソリューションは他にはありません。
高性能システム向けに設計されたEDSFFデバイスは、エンタープライズおよびデータセンターストレージデバイス市場の重要な構成要素です。 PCIe 5.0、NVMe、およびCXL仕様に基づいて、EDSFFインターフェースは最大32GT/sの速度をサポートできます。この技術に関わる設計および検証エンジニアは、Teledyne LeCroy PCIe 5.0 EDSFFインターポーザを使用して、EDSFF (E1.S、E1.L、E3.x) タイプのメモリシステムとソリッドステートドライブのパフォーマンスをテスト、不具合の切り分けおよび最適化ができます。
・CrossSync PHYについて
CrossSync PHY対応のインターポーザは、実時間でPCI Expressリンクをプローブして、オシロスコープとプロトコル・アナライザの両方のトレースを同時に捕捉し、設計および検証エンジニアにプロトコル主導の電気的動作に関するデバッグ環境を提供します。 弊社の LabMasterおよびWaveMasterオシロスコープでCrossSync PHYソフトウェアオプションを使用すると、オシロスコープのMAUIRユーザーインターフェースを業界標準のTeledyne LeCroy CATCRプロトコルトレースと同時に直接表示できます。インターポーザとソフトウェアオプションの組み合わせにより、テレダイン・レクロイ独自の時間相関のある方法で、オシロスコープとプロトコル・アナライザのトレースを表示、観察、および分析できます。
テレダイン・レクロイはこれまで長らくデジタルオシロスコープ及びプロトコル・アナライザ業界をリードし、高度に複雑化した現代テクノロジーと対峙するエンジニアを詳細な解析ツールでバックアップして参りました。1964 年の創立以来、一貫して先進技術開発シーンの高度な要求に応え、みなさまの製品完成度向上に寄与してまいりました。米国ニューヨーク郊外、チェスナットリッジに本拠を構えます。
詳細 http://teledynelecroy.com