キーサイトがデータセンターの電力効率を向上させる高速デジタル800G テストソリューションのポートフォリオを拡充

製品ライフサイクル全体をカバーする800G検証ソリューション

イノベーションを加速し、あらゆるものが安全につながる世界を実現する高度な設計と検証ソリューションを提供する、キーサイト・テクノロジーズ・インク（米国カリフォルニア州サンタローザ、日本法人：キーサイト・テクノロジー株式会社）は、データセンター設備で使用されるコンポーネントやモジュールの電力効率を改善する光トランシーバーのエコシステムを実現するための高速デジタル800Gテストソリューションのポートフォリオを拡充したと発表しました。
　　　　　　　
ハイパースケールデータセンターでは、最新のデータセンター接続技術である800Gを採用することで、クラウドネイティブ、5G、人工知能（AI）、モノのインターネット（IoT）の利用拡大や、ビデオ会議、ストリーミング、デジタルエンターテインメントなどのデータ消費型アプリケーションに対応する動きが進んでいます。キーサイトは、今回新たに、高エネルギー効率のデータセンターのインフラに不可欠なマルチモードインタフェースをサポートする設計および検証ソリューションを800Gテストソリューションのポートフォリオに追加しました。新しい800Gマルチモード・テスト・ソリューションは、最大100ギガビット／秒（Gbps）の高速データ相互接続を独自にサポートしています。
　　　　　　　
キーサイト・テクノロジーのネットワークおよびデータセンターソリューションのバイスプレジデントであるJoachim Peerlingsは、次のように述べています。
「データトラフィックの増加に加えて、データセンターでのエネルギー使用量を削減する必要性が高まっていることから、キーサイトは新しい800Gマルチモード・テスト・ソリューションを発表しました。これらの新ソリューションがデータセンター設備の消費電力削減に貢献することで、健全な地球環境を目指すデータセンターにおける省エネルギーと効率化をサポートしていきます。」
　　　　　　　
キーサイトは2020年12月、次世代データセンター技術の開発を加速させるため、業界初の800Gテストソリューションを発表しました。800Gマルチモード・テスト・ソリューションは、垂直共振器型面発光レーザー（VCSEL）、フォトダイオード、変調器ドライバー、相互インピーダンス増幅器（TIA）、および物理層（PHY）チップなど、さまざまな光トランシーバーモジュールやコンポーネントの性能を検証することができます。
　　　　　　　
新しいソリューションは、初期の研究開発から製造に至る製品ライフサイクル全体にわたり、米国電気電子学会（IEEE）が定義する規格に準拠した400Gおよび800Gの設計検証をサポートします。今回ポートフォリオに追加されたソリューションの特性評価および検証機能は、以下のとおりです。：

• キーサイトのN4373E 光コンポーネント・アナライザを使用したマルチモードコンポーネント特性評価
• キーサイトのN1077B 64 Gbaudマルチモード光／電気クロック・リカバリー・ソリューションを使用したコンフォーマンスと相互運用性の検証
• キーサイトのA400GE-QDDおよびG800GEレイヤー1マルチポート・テスト・ソリューションを使用したトランシーバーモジュールの性能評価

キーサイト・テクノロジー
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