TMEが電源&センサー製品群に新たなラインアップを追加

Diotec社およびPololu社とサプライヤー提携

ポーランドの電子部品商社であるトランスファー・マルチソート・エレクトローニク社（TME、本社: ポーランド・ウッチ市）は、同社の販売ネットワークを通じて入手可能な製品群を追加し、対応可能なアプリケーションの種類を拡大し続けています。
　　　　　　　
Diotec社の高精度低ドロップアウト（LDO）電圧レギュレーターDI62061/2/3シリーズは、－40℃～＋85℃の幅広い動作温度範囲に対応できるようになりました。1.8V～3Vの電圧に対応するこれらのLDOは、±1%のマージン内で一定かつ正確な出力電圧を提供し、DC-DCコンバーター、バッテリー管理システム、バックアップ電源（PSU）に使用することができます。設計に採用されているCMOS技術により、電力損失を最小限に抑えることができます。また、電流制限機構を内蔵しており、過負荷時の破損を高度に防止することができます。
これらの幅広い温度範囲用LDOは、自動組立に便利なテープ＆リール式で、小型のSOT23パッケージに収納されています。
詳細は、https://www.tme.eu/pl/katalog/regulatory-napiecia-uklady-scalone_112879/?mapped_params=2%3A43%3B32%3A1819326%3B2572%3A1443474%3Bをご覧ください。

　　　　　　
TMEは、ロボット部品のスペシャリストであるPololu社の最新の慣性計測ユニット（IMU）を導入し、センサーデバイスの範囲を拡大しました。ドローンや無人搬送車（AGV）をターゲットにしたAltIMU-10（POLOLU-2739）モジュールは、エンジニアがシステムを構築し、さまざまな設計コンセプトを試すためのプラットフォームを提供します。12.7mm x 25.4mmの寸法に、多数の高性能MEMSベースのセンシング素子が組み込まれています。
このモジュールには、3軸ジャイロスコープと3軸加速度センサーを組み合わせたLSM6DS33、3軸地磁気センサーLIS3MDL、デジタル気圧計（高度計としても使用可能）などが搭載されています。コアとなるセンサーの動作は、加速度計、ジャイロスコープ、地磁気センサーの各エレメントの感度レベルを動的に選択することで補完されます。また、気圧計のスケールもあらかじめ選択することができるほか、すべてのセンサー機能はモジュールのI2Cインタフェースからアクセスできます。
詳細は、下記をご参照ください。https://www.tme.com/jp/ja/details/pololu-2739/wei-zhi-sensa/pololu/altimu-10-v5/　　　　

TMEの共同設立者であり、ビジネス・ディベロップメント・ディレクターのAdam Kuczyńskiは、次のように述べています。
「TMEが、世界の主要な電子部品メーカー各社と築いてきた強力な関係は、お客様が性能の限界を超え、真の差別化を実現する装置の設計支援につながります。TMEは、2022年にも定期的な新製品導入活動を続けていきます」
　　　　　　　
トランスファー・マルチソート・エレクトローニク（TME）
https://www.tme.com/jp/ja/