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アナログ・デバイセズがヘルスケアおよび産業アプリケーション用に超低電力な特徴をもつMEMS加速度センサー発表

2022.5.11  4:31 pm

アナログ・デバイセズがヘルスケアおよび産業アプリケーション用に超低電力な特徴をもつMEMS加速度センサー発表

アナログ・デバイセズ社は、バイタルサイン・モニタ、補聴器、モーション対応の測長機器など、ヘルスケアおよび産業アプリケーション用の広範囲な用途にむけて設計された3軸MEMS加速度センサーを発表しました。この新しい加速度センサーADXL367は、従来のデバイス(ADXL362)と比較して消費電力が1/2に低減しているとともに、ノイズ特性が最大30%以上改善しています。またこの新しい加速度センサーは、バッテリ寿命を最長化でき、設置状態での稼働時間の延長を実現できます。また保守の頻度とコストを削減できます。
       
ADXL367の100Hz出力データレート時での消費電流は0.88μAで、モーション・トリガによるウェイクアップ・モードでは180nAです。パワー・デューティ・サイクリングを使用して低消費電力を実現する他の加速度センサーと異なり、ADXL367はアンダーサンプリングによる入力信号のエイリアシングが生じず、すべてのデータレートにおいてセンサーが対応する全帯域幅を正しくサンプリングします。
     
ADXL367の主な特長:

  • 200nW (ウェイクアップ・モードでのモーション検出)、および970nW (測定時)
  • ディープ・マルチモード出力FIFO、マイクロパワー温度センサー内蔵、別のアナログ入力を同期変換できる内部ADC、シングル/ダブルタップ検出、および誤トリガを防ぐためのステート・マシン
  • 1.1Vの電源電圧で機能するため、外付け昇圧コンバータなしでシングルセル・バッテリ動作が可能
  • サンプリング時間の外部制御および/または外部クロックに対応
  • シングルおよびダブルタップ、自由落下、およびアクティビティ検出などの豊富なデジタル機能により、ホスト・マイクロプロセッサの計算負荷を低減し、システム消費電力をさらに低減

アナログ・デバイセズ
https://www.analog.com/jp