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STマイクロエレクトロニクスが低消費電力アプリケーション向けに低ノイズ・低電圧のLDOレギュレータを発表

2022.5.27  3:29 pm

STマイクロエレクトロニクスが低消費電力アプリケーション向けに低ノイズ・低電圧のLDOレギュレータを発表

STマイクロエレクトロニクスは、優れた安定性と長いバッテリ駆動時間が求められるアプリケーション向けに、最大200mAの電流供給能力を備えた低ドロップアウト(LDO)レギュレータ「LD56020」を発表しました。同製品は、1.1V〜5.5Vの電源電圧で動作し、低出力ノイズを特徴とします。
      
LD56020は、低コスト、きわめて低いドロップアウト電圧(全負荷時に最大190mV)、および低静止電流(軽負荷時に最大25μA)を特徴とし、モバイル機器やビジョン・センサ、ワイヤレス・モジュールなどに最適です。
外部イネーブル・ピンを介し、コントロール・ロジックでレギュレータをスタンバイ・モードにすることで、消費電流を0.1μA未満に低減可能です。
      
また、90dBの電源電圧除去(1kHz、20mA時)、わずか8.8μVRMS(10Hz〜100kHz)の出力ノイズを備え、低電圧デジタル回路にクリーンな電源を供給します。
入出力端子には、小型セラミック・コンデンサを1個ずつ使用し、回路を安定化させています。部品点数の削減に加え、0.65 x 0.65mmの小型チップ・スケール・パッケージ(CSP)で提供されるため、基板面積への影響が少ない小型実装を実現しています。
       
LD56020には、短絡電流フォールドバックと減電圧ロックアウト(UVLO)などの保護機能が搭載されており、システム・エラー発生時の過剰な消費電流を防止します。また、過熱保護機能と内部放電パスも備えています。
        
詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
https://www.st.com/ja/power-management/low-dropout-ldo-linear-regulators.html?sc=ldo