インフィニオンがAIROC™ CYW20820 Bluetooth® & Bluetooth® LE システムオンチップ発表

柔軟性、低消費電力、および高性能なコネクティビティを実現

インフィニオン テクノロジーズは本日、AIROC™ Bluetooth ポートフォリオに新しくAIROC™ CYW20820 Bluetooth® & Bluetooth® LE (low energy) システム オン チップ (SoC) を追加したことを発表しました。AIROC™ CYW20820 Bluetooth & Bluetooth LE SoCは、IoTアプリケーションに特化したBluetooth 5.2コア仕様に準拠したデバイスです。ホーム オートメーションや、医療／スマートホーム／セキュリティ／産業機器向けのセンサー、照明、Bluetooth Mesh、またはBluetooth LEやデュアル モードBluetooth接続を必要とするさまざまなIoTアプリケーションなど、幅広いユース ケースに対応するよう設計されています。
　　　　　　　
AIROC™ CYW20820 Bluetooth & Bluetooth LE SoCは、ARM® Cortex®-M4マイクロコントローラー ユニットと浮動小数点演算ユニットを統合した高性能演算機能により、信頼できる接続性と低電力を提供します。複数のデジタル インターフェースや、最適化されたメモリ サブシステム、LEおよびBR (基本レート) モードで最大11.5dBmの送信出力を提供するパワー アンプを備えた高集積デバイスで、デバイス フット プリントとBluetoothソリューションの実装に伴うコスト削減を可能にします。

インフィニオンはまた、水晶発振器、受動部品、AIROC™ CYW20820システムオンチップを搭載した3つのモジュールをリリースし、AIROC™ Bluetoothモジュール ポートフォリオをさらに拡充しました。高度に統合されたこれらのモジュールは、グローバルの通信規格認証済みでIoTデバイスの迅速な市場投入を可能にします。新しく追加されたAIROC™ CYBT-243053-02、CYBT-253059-02、CYBT-243068-02モジュールは、ModusToolbox™ソフトウェアとサンプル コード付きのツールによってサポートされ、Bluetoothアプリケーションの迅速な開発をサポートします。
　　　　　　　　
インフィニオンのBluetooth製品ライン担当副社長のソナル チャンドラセカラン (Sonal Chandrasekharan) は「AIROC™ CYW20820 Bluetooth、Bluetooth LE SoCおよびモジュールは、当社のポートフォリオに加わった重要な製品で、低消費電力、コスト効率、拡張性のある性能を備えたソリューションを提供します。インフィニオンは認証済みのAIROC™モジュールによってBluetooth設計の重要なステップを担当することで、お客様が最も早く市場投入できるよう支援します」と述べています。
　　　　　　　　　
・AIROC™ワイヤレス コネクティビティ製品について
インフィニオンのAIROC™ワイヤレス製品 (Wi-Fi®、Bluetooth®、Bluetooth Low Energy、Wi-FiおよびBluetoothコンボなど) はこれまでに10億台以上を出荷しており、IoTソリューションの有力な選択肢となっています。ポートフォリオとしては、業界をリードする堅牢な性能を実現する高性能で信頼性の高い超低消費電力の製品を幅広く提供しています。
AIROC™製品は、共通のソフトウェア フレームワークと、インフィニオンのModusToolbox™ ソフトウェアおよびツールを利用して設計が可能で、開発者は高品質で差別化された製品を時間と予算に合わせて市場投入することができます。
　　　　　　　　　　
・インフィニオンの Make IoT workについて
マイクロエレクトロニクスは、あらゆるIoTソリューションの中核を成しています。インフィニオンのセンサー、アクチュエーター、マイクロコントローラー、通信モジュール、セキュリティ コンポーネントは、あらゆるデバイスを支えています。インフィニオンは、スマートでエネルギー効率に優れたセキュアなIoTアプリケーションを実現するための技術を、開発ボードや評価キット、設計ツール、サポートを含めたソリューションとしてワンストップで提供しています。
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