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Nexperiaが車載データ・インターフェースを保護する超低キャパシタンスESD保護ダイオード発表

2022.8.2  5:00 pm

Nexperiaが車載データ・インターフェースを保護する超低キャパシタンスESD保護ダイオード発表

堅牢な保護デバイスで信号品質への影響を最小化

必要不可欠な半導体のエキスパートであるNexperia(本社:オランダ、ナイメーヘン)は超低クランプ電圧、超低キャパシタンスのESD保護ダイオードのポートフォリオをさらに拡大したと発表しました。このポートフォリオはUSB 3.2、HDMI 2.0、LVDS、車載A/Vモニタ、ディスプレイ、カメラなどの高速データラインを保護します。さらに、今後の高速ビデオリンクとOPEN Alliance MGbitイーサネットの各アプリケーションにも対応予定です。
      
新製品として追加されたPESD5V0C1BLS-QとPESD5V0C1ULS-Qは、いずれも2ピンのシングルライン・デバイスで、非常にコンパクトなDFN1006BD-2パッケージに封止されており、最適なルーティング・フレキシビリティを提供します。また、DFN1006-3に封止された差動ライン向け3ピン・デバイスのPESD5V0C2UMとPESD5V0C2UM-Qの提供も開始しました。すべてのバリエーションがリードレス・パッケージに封止されており、電気特性と信号品質の向上を実現します。
       
静電放電(ESD)電圧クランプ・ダイオードは非常に重要な役割を担っており、車載サブシステムのデータ・インターフェースを損傷から保護します。しかし、ダイオードによって保護対象のシステムのデータ信号品質の劣化や電磁両立性(EMC)への悪影響が発生しないようにすることが重要です。NexperiaはESD保護ソリューション設計における長年の専門知識を活かし、超低キャパシタンス(0.3pF)によるクラス最高の信号品質を可能にするダイオードを実現しました。設計のフレキシビリティを最大限に高めるため、デュアルラインのDFN1006-3に封止された製品とシングルラインのDFN1006BD-2に封止された製品の両方を用意しています。後者のパッケージは自動光学検査(AOI)が可能なサイド・ウェッタブル・フランクを採用しています。
      
これらのデバイスはAEC-Q101車載認証を取得済みで、深いスナップバック特性と0.27Ωの低抵抗を特徴としおり、システムレベルの堅牢性と高速データ・インターフェースのクランプ性能の向上を実現します。
      
詳細
Nexperia.com/automotive-ESD-protection