SOLUTION
アロー・マクラーレンSPがオンセミをオフィシャルパートナーに決定
2022.11.15 3:59 pm
オンセミ、フェリックス・ローゼンクヴィストがドライブする6号車インディカーのプライマリーパートナーとして、アロー・マクラーレンSPに加入
インテリジェントなパワーおよびセンシング技術のリーディング・サプライヤであるオンセミ(onsemi、本社 米国アリゾナ州フェニックス)は、2023年NTTインディカーシリーズ・シーズンにおいて、アロー・マクラーレンSP(Arrow McLaren SP)チームおよびフェリックス・ローゼンクヴィスト(Felix Rosenqvist)がドライブする6号車シボレーのオフィシャルパートナーとして、マクラーレン・レーシングに加入することを発表しました。オンセミは、グローバルなサプライチェーンを持つ大手半導体メーカーとして、エネルギー効率を向上させるために、電気自動車や高度な安全機能など、顧客が持続可能性を重視した製品を開発するのに役立つ、インテリジェントな技術ソリューションを提供しています。
アロー・マクラーレンSPは、ステアリングホイールなどレースカーの重要なハードウェアに、パワーや安全性を損なうことなく、効率的な設計が可能なオンセミ製品を採用しています。マクラーレンは新しいハイブリッド・パワートレインを待ち望んでおり、オンセミはより持続可能なレース環境を構築するうえで、今後も重要なパートナーであり続ける予定です。
マクラーレン・レーシングで、パートナーシップ&アクセラレータ担当エグゼクティブ・ディレクターを務めるマット・デニントン(Matt Dennington)氏は、次のように述べています。
「2023年にフェリックスが駆るレースカーの独自性を高めるために、オンセミが私たちのチームに参加してくれることを嬉しく思います。オンセミのテクノロジは、アロー・マクラーレンSPのレースカーに深く浸透しており、このパートナーシップは私たちのチームにとって非常に重要です。マクラーレンと同様、オンセミも分野を超えて好影響を波及させるよう努力しており、レーストラックの内外におけるブランド間の変革的な結びつきを実現しています。私たちはパートナーシップを成功させ、力を合わせてインディカーチャンピオンを目指したいと思います」
このパートナーシップは、パイオニア精神に沿って2つのブランドを結びつけるものです。マクラーレンには、さまざまなレースシリーズに参戦し、技術革新をモータースポーツ以外の分野に応用することで、限界を押し広げてきた歴史があります。他方、オンセミは、破壊的イノベーションを推進する半導体企業として成長し、幅広いソリューションベースのポートフォリオと業種を超えたプレミアムな体験を通じて競争力を高めることに成功しています。
オンセミは、ロングビーチグランプリ、シボレーデトロイトグランプリ、ロードアメリカグランプリ、ボマリートオートモーティブグループ500など、2023年のいくつかのレースで、フェリックスがドライブする6号車アロー・マクラーレンSPシボレーのカータイトル・パートナーになります。2023年の全シーズンを通して、アロー・マクラーレンSPの3台のシボレーカーとチームキットに、オンセミのブランドが掲載されます。
オンセミで社長兼CEOを務めるハッサーン・エルコーリー(Hassane El-Khoury)は、次のように述べています。
「アロー・マクラーレンSPそしてドライバーのフェリックスとのパートナーシップは、自動車の安全性と効率向上に対するオンセミの取り組みを強化し、優れたパワーマネジメントと卓越したパフォーマンス能力を実証する格好の機会となります。長年にわたり、レースはレーシングチームのために最速かつ最高のパフォーマンスを発揮することに注力してきただけでなく、安全性と効率面においても破壊的なブレークスルー技術を生み出す触媒になっており、その多くが消費者市場にも進出しています。このプラットフォームにより、当社は持続可能な自動車向けソリューションにおける次世代の進化を後押しし、消費者への普及を拡大することができるでしょう」
オンセミ(onsemi)
www.onsemi.jp