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アンビックがneuralSPOTにより最適化されたAI機能の開発を加速

2022.11.16  4:31 pm

アンビックがneuralSPOTにより最適化されたAI機能の開発を加速

バッテリー駆動のIoTエンドポイントデバイス向けに超低消費電力の半導体プラットフォームおよびソリューションを提供するアンビック(米テキサス州オースティン)は、アンビックの最新のApollo4 Plusシステムオンチップ(SoC)ファミリ向けに設計された、オープンソースのAI開発者向けSDKのneuralSPOT®を発表しました。
      
neuralSPOTは、アンビック独自のSPOT®プラットフォームを活用しながら、エンドユーザーの電子製品のエネルギー効率を劇的に改善し、数倍向上させます。SDKには開発者がアプリケーションのAI機能を向上させるために不可欠なソフトウェアとツールが含まれています。センサーとの通信、SoC周辺機器の管理、電源やメモリ構成の制御、ラップトップやPCからAIモデルを簡単にデバッグするためのツールおよびサンプルなどに対応するよう、ライブラリを使用して設計されているneuroSPOTは、これらすべてをひとつにまとめます。
      
現在、AIは数十億ドル規模のインテリジェントなモノのインターネット(IoT)分野で、産業用異常検知から音声ベースの消費者インタフェースまで幅広く利用されています。Ericsson®によると、IoTエンドポイントの設置基盤は、2021年の146億デバイスから2027年までに300億デバイスに成長すると予想されており、スマートウェアラブル、ヒアラブル、産業用IoT(IIoT)、インテリジェント製造、ヘルスケア、スマートホーム、スマートビルディング、自動車などのアプリケーションにおける成長によって強化されています。
     
neuralSPOTは、ターンキーアプローチにより、オーディオ、I2C、電力およびメモリ管理、高速プロセス間通信、その他の周辺機器向けの、アンビック固有の最適化ライブラリを含めることで、Apollo4 Plusの高効率なAI能力を最大限に引き出す支援をします。さらに、PCベースのAIモデルがアンビックの組み込みプラットフォームとシームレスに通信できるようにすることで、公開データセットに対して展開されたモデルをテストするなど、クロスプラットフォームAI開発に共通の課題を軽減する、カスタマイズされたツールを提供します。また、すぐに使用できるAIサンプルも含まれており、アンビック製品でのAI機能開発のブートストラップを支援します。
      
neuroSPOTのオープンソースおよびモジュール式のアプローチは、特に組み込みAIアプリケーション開発者向けに設計されており、複数のワークフローに柔軟に対応して、開発とコラボレーションを促進します。
     
アンビックのAI担当バイスプレジデントのカルロス・モラレス(Carlos Morales)は、次のように述べています。
「アンビックの機能豊富なApollo4ファミリは、非常に高性能で、高電力効率のAIプラットフォームです。neuralSPOTは、お客様の独自の機能を実装するための、市場投入までの時間を短縮する取り組みを推進します」
     
AI開発者がAI開発者のために設計したneuroSPOTは、お客様のAIアプリケーションおよび製品のAI機能を迅速に開発するための入り口を提供します。
     
neuroSPOTのオープンソース・テクニカルプレビューは、以下で入手できます。
www.ambiq.ai/neuralSPOT
     
アンビック
www.ambiq.com