ams OSRAMがUV-C LEDポートフォリオに革新的な構造と高性能で市場をリードするOSLON® UV 3535 ミドルパワー製品を新たに追加

ams OSRAMは本日、ミドルパワーのUV-C LED、OSLON® UV 3535シリーズを発表しました。この製品により、長寿命、高出力、システム統合の容易さを求めるお客様のご要望に応えます。

OSLON® UV 3535 LED(＊)は、コンパクトなパッケージ構造に高効率・高品質を組み合わせており、浄水器や空調システムなどのコンシューマーまたは産業アプリケーションにおける使用に理想的な製品です。標準出力は、SU CULDP1．VCが185 mAの駆動電流で40 mW、SU CULEP1．VCが350 mAで75 mWとなっています。
　　　　　　
カバーガラスを使用せず、リフレクタを組み込んだ新しいパッケージ設計で、光学損失を低減することにより出力を向上し、3.7%という優れた電力変換効率を実現しています。リフレクタがチップの発光を集め、120°の視野角で照射させます。標準的な3.5 mm x 3.5 mmのフットプリントと、カバーガラスとレンズを排除した設計により、標準的なUV-Cレンズを適用し、アプリケーションに合わせて光出力を最適化できる柔軟性をシステム設計者に提供します。
　　　　　　
アプリケーションによって異なるものの、OSLON®の新製品、SU CULDP1．VCおよびSU CULEP1．VCのさらなる利点は、優れた寿命です。また、パッケージには保護素子としてESD保護デバイスと透明な保護膜が含まれており、LEDの堅牢性を高めています。
　　　　　　
ams OSRAMのUV-C担当シニアプロダクトマネージャーであるPia Weinmannは、次のように述べています。
「紫外線殺菌装置のメーカーは、より少数かつより長寿命のエミッタで殺菌に必要な紫外線量を生み出すことにより、顧客に最大の価値を提供しようと競い合っています。OSLON® UV 3535製品は、出力と寿命の向上により、新たな競争優位性を提供します」。

(＊) https://ams-osram.com/products/product-selector

技術革新でパフォーマンスのブレークスルーを実現
OSLON® UV 3535 LEDの強化されたパフォーマンスは、パッケージ設計と半導体技術における革新の成果です。新しいオープンパッケージ構造は、コンパクトで堅牢性と柔軟性に優れた設計で、中～高出力UV-Cを必要とするアプリケーションでの使用に適しています。
　　　　　　　
AlGaNベースのフリップチップは、従来のUV-C光源よりも信頼性の高い光源であり、波長、出力、スイッチングの面で柔軟性を提供します。これらの製品は、強力なパフォーマンスロードマップの一部であり、急速に発展しているUV-C市場における当社の地位をさらに強化するものです。
　　　　　　　
詳細
https://ams-osram.com/applications/lighting/uv-c-treatment