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アドバンテックがNVIDIA Jetson Orin搭載の産業用ベアボーンPC「EPC-R7300」を発売

2023.5.11  6:33 pm

アドバンテックがNVIDIA Jetson Orin搭載の産業用ベアボーンPC「EPC-R7300」を発売

アドバンテック株式会社は、NVIDIA Jetson Orin(TM) NXおよびJetson Orin Nanoシステムオンモジュール向けの産業用ベアボーンPC「EPC-R7300」を発売します。強力なNVIDIA Jetson Orinモジュールを活用することで、EPC-R7300は、より低消費電力(7~25ワット)で20~100 TOPSのAI性能を実現できます。
EPC-R7300は、AIを容易に導入できるよう、超小型のフォームファクター(152×173×50mm)と多様なリアI/O構成オプションを備えており、エッジ推論を利用した次世代のロボットや監視などのアプリケーション向けに優れた柔軟性と演算性能を実現します。
     
NVIDIA Jetson Orin NXとJetson Orin Nanoのための高信頼性AIキット
アドバンテックのEPC-R7300産業グレードベアボーンPCは、量産仕様のキャリアボードとRS-485、CANバス、複数のイーサネットポートを含む主流のI/O機能を装備し、NVIDIA Jetson Orin NXおよびJetson Orin Nanoモジュールをサポートしており、開発者のさまざまなコンピューティングニーズを満たしています。
EPC-R7300はNVIDIA JetPack 5.1に対応し、NVIDIA開発キットからベアボーンPCへの移行や異なるJetson Orinモジュール間の移行を容易することができ、AI開発者がドライバのインストールや設定を行うことなく、I/Oを自動的に作動させることができるようになります。
さらに4K解像度ディスプレイ用のHDMI 2.0ポート×1、データ接続用のGbE LAN×2、USB 3.2 Gen 1ポート×2、無線モジュールおよびストレージ拡張用のM.2スロット×3(1×2230 E-Key for Wi-Fi 6 and Bluetooth, 1×3042/52 B-Key for 4G/5G, 1×2280 M-Key for NVMe SSD)を備えています。
      
多彩なリアI/O構成で、さまざまなアプリケーションに対応
EPC-R7300は、1つのキットで異なるアプリケーションの要件を満たすように設計されており、シリアルポート(RS-232、RS-485)、絶縁型DIO、USB 2.0、4ポートGbEハブを含む最大5つのリアI/O構成を用意し、システムの機能拡張を実現します。拡張I/OドライバはすべてNVIDIA JetPack 5.1に対応したボードサポートパッケージ(BSP)に統合されており、EPC-R7300は追加の統合作業なしに優れた機能を提供することが可能です。
      
ROS2 Suite - ロボティクス開発・統合に対応
これらのJetsonベースのプラットフォームは、アドバンテックのAIM-Linux組込みソフトウェアをベースに構築され、Robot Operating System(ROS)環境をサポートするために設計された、協調性と実績のあるソフトウェアパッケージであるROS2 Suiteによってサポートされます。
ROS2 Suiteには、SUSI APIが含まれ、デジタルI/O、I2C、ウォッチドッグタイマーを直接監視・制御することができるアプリケーションインターフェイスのソフトウェアスイートです。産業用プロトコルとエッジ時系列データベースソフトウェアも、ROSアプリケーションのために実装されています。
さらに、RvizやMoveItなどの一般的なROSユーティリティがあらかじめ統合されており、アプリケーションの開発期間を短縮することができます。Isaac ROS SDKはROS2 Suiteに統合され、プロセッサ内部のGPUを使用したエッジインテリジェンスの効率を高めることができます。

アドバンテックがNVIDIA Jetson Orin搭載の産業用ベアボーンPC「EPC-R7300」を発売
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詳細
https://blog.advantech.co.jp/topics/eiot/30570
アドバンテック
https://www.advantech.com/ja-jp