キーサイトが広帯域幅のオシロスコーププローブ「InfiniiMax 4シリーズ」を発表

高インピーダンスプローブヘッドを備え、50 GHz以上の帯域幅で動作する業界初のプローブソリューション

キーサイト・テクノロジーズ・インク（米国カリフォルニア州サンタローザ、日本法人：キーサイト・テクノロジー株式会社、以下「キーサイト」）は、高周波数プローブのポートフォリオを拡大し、最大52 GHzの帯域幅に対応するInfiniiMax 4シリーズ広帯域幅オシロスコーププローブを発表しました。50 GHz以上で動作する高インピーダンスプローブヘッドを備えた業界唯一のソリューションであるInfiniiMax 4シリーズは、高速デジタル、半導体、およびウエハーアプリケーションに最適なターンキー・プロービング・ソリューションをデジタル設計者に提供します。
　　　　　　　　　　
デバイスの小型化や高速化に伴い、信号の正確なプロービングが極めて複雑になっています。高密度集積や高速な信号速度では、コンパクトで高速な環境で確度を維持し、干渉を最小限に抑えることのできる高度なプロービングソリューションが求められています。
　　　　　　　　　　　　　
Keysight InfiniiMax 4シリーズ プローブは、被試験デバイス（DUT）に負荷をかけずに、システム検証できる高インピーダンスプロービングソリューションで、これらの課題に対応し、高速デジタル設計／検証／テストの高速化に貢献します。
　　　　　　　　　　　　　
新しいInfiniiMax 4シリーズには以下の利点があります。
・ 比類のない帯域幅－最大52 GHzのブリックウォールと40 GHzベッセルトムソンで動作する業界唯一のソリューションで、PCIe 6.0/7.0、DDR5/DDR6、MIPI Gear 5/6、および802.3CKに対応しています。
・ より迅速なデバッグ－高インピーダンスプローブヘッドとカスタム検証ボードやインタポーザが不要となる複数のアクセスポイントを備えたアンプ内蔵のモジュール設計によるターンキーソリューションで、時間の節約とエラーを最小限にします。
・ 革新的なデザイン－柔軟性のあるPCAプローブヘッドを備えた業界初のRCRCデザインで、壊れやすいチップワイヤーへの負担を取り除きます。取り外し可能で柔軟なPCAチップにより、最も壊れやすく繊細な先端部分を取り外して交換できます。
・ 実績のあるキーサイトの計測技術に基づいて構築－キーサイトのリアルタイムUXR-Bシリーズ オシロスコープおよびInfiniiMax IIIプローブヘッドとの互換性により、効果的な設備投資が可能になります。
　　　　　　　　　　
キーサイトのデジタル・フォトニクス・センター・オブ・エクセレンス担当バイスプレジデントであるRobert Saponasは、次のように述べています。
「InfiniiMax 4は、かつてない帯域幅と比類なきターンキー・プロービング・ソリューションで、プローブの需要を高めていきます。InfiniiMax 4プローブは、現在と将来の高速デジタルアプリケーションの厳しい要件を満たすために必要な高確度、適応性、そして効率性を実現し、これによりエンジニアや開発者は急速なテクノロジーの進化に対応できます。」
　　　　　　　　　　　　　
キーサイト・テクノロジー
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